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新旧課程の違い


数学

  • (新)数学I:(旧)数学Aから「命題と論証」の一部が編入。(旧)数学Bから「データの分析」が編入。(新)数学I全体が必修科目となる。
  • (新)数学A:(旧)数学Bから「整数の性質」が編入。(旧)数学Cから「条件付き確率」が編入。「場合の数と確率」「図形の性質」「整数の性質」の3単元のうち、2単元の選択履修となる。ただし、多くの大学が3単元すべてを出題範囲としている。
  • (新)数学II:(旧)数学Iから「3次式の展開と因数分解」が編入。(旧)数学Aから「二項定理」が編入。
  • (新)数学B:(旧)数学Aから「期待値」が編入。(旧)数学Cから「確率分布・統計処理」が編入。
  • (新)数学III:(旧)数学Cから「式と曲線」が編入。「複素数平面」と「曲線の長さ」が新設。単位数が5単位に増加。
  • (旧)数学Cは科目ごと廃止。「行列」は単元ごと削除。


物理

  • (新)物理基礎:(旧)物理IIの「物質と原子」及び「原子と原子核」が必修化され、「放射線」の一部が編入。単位数が2単位に減少。
  • (新)物理:(旧)物理Iの力学分野から「剛体」が編入。波動分野から「波の屈折・回折・干渉」「音波の性質・ドップラー効果」「光」が編入。熱分野から「気体の熱力学」が編入。「物質と原子」及び「原子と原子核」が必修化され、「原子」として新設。単位数が4単位に増加。


化学

  • (新)化学基礎:(旧)化学IIから「配位結合・極性」「熱運動と物質の三態」が編入。単位数が2単位に減少。
  • (新)化学:(旧)化学Iから「熱化学」「無機化学」「有機化学」が単元ごと編入。「電池・電気分解」が編入。「生活と物質」及び「生命と物質」が必修化され、「高分子化合物」として新設。単位数が4単位に増加。


生物

  • (新)生物基礎:(旧)生物IIから「遺伝子の概要」が編入。「生物の分類と進化」及び「生物の集団」が必修化され、「生物の多様性と生態系」が編入。単位数が2単位に減少。
  • (新)生物:(旧)生物Iから「生殖・発生」が単元ごと編入。「動物の反応と行動・植物の環境応答」「遺伝・遺伝子の詳細」が編入。「生物の分類と進化」及び「生物の集団」が必修化され、「生物の進化と系統」及び「生体と環境」として新設。単位数が4単位に増加。


地学

  • (新)地学基礎:(旧)地学IIから「プレート運動と大地形・プルーム」「宇宙の始まり・銀河の分布」が編入。「地球の環境」が新設。単位数が2単位に減少。
  • (新)地学:(旧)地学Iから「地球の構成」の一部、「地球の活動」の一部、「地球の歴史」の一部、「大気と海洋」の一部、「宇宙の構成」の一部が編入。「プレートと地史」「地球の観測と気象」及び「宇宙」が必修化。単位数が4単位に増加。


センター試験「理科」の選択方法

 センター試験「理科」は、以下のA~Dから選択することになります。

 基礎科目とは「物理基礎」「化学基礎」「生物基礎」「地学基礎」をいいます。また、基礎なし科目とは「物理」「化学」「生物」「地学」をいいます。


 2016年度から新課程入試となる英語・国語・地歴公民については、詳細が判明次第このページでお知らせします。

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